雨のちミゾレあるいは雪予報。新年もグレイな空で始まりました。
お天気のせいか、カウントダウンパーティのせいか、すでにお昼だというのに町はまだ眠ったように静まり返っております。昨夜の年明け花火は、私が経験した中で一番のすごさでした。2021年を迎えた途端、上がる上がる。あっちでもこっちでも、どこにいても360度花火だらけ。自宅のバルコニーからも目の高さで見物ができて大興奮でしたが、通りに出て自分が立ってる真上で大輪がパーッとはじける様は、快感爽快以外に言葉はない。コロナ、コロナで溜まっていた鬱憤が、パーッとどこかへ飛んでいきました。
今年は丑年。13年前、スペインに住んでいた時に、城塞都市で世界遺産登録物件の街クエンカという所を訪れた際、クエンカ焼きの牛の置物をみつけ翌年の干支用に購入したものが、一回りして今年また活躍です。12年前にいまの状況は想像しておりませんでした。これから一回りした12年後、世界はどんな風になっているのか...
2021年、良い年を過ごせた、という記憶が残るようになって欲しいと心から願います。